保育所とはどういう施設なのか

初めて保育所で働く栄養士が、保育所という施設の概要や、献立作成および調理する際にどういった配慮が必要なのかわかるようにする。

「保育所」という施設と利用対象者がどういったものかわかるようにする

保育所は未来を担う子どもたちが育つ場所
保育所は未来を担う子どもたちが育つ場所。そこでの食事作りに携われるということは、世界の未来を育てる一翼を担うことだと思いませんか?
それはとても素晴らしいことです。

保育所では0歳から6歳までの子どもが生活しています
生まれて数十日の赤ちゃんから、もうすぐ小学校へ入学する子どもまで、幅広い年齢の子どもたちが生活しています。食べられる物も、形態も、量も随分違います。

乳幼児期は成長・発達が著しい時期です
それぞれ誕生日も出生時の身長・体重も違う子どもたち。家庭環境も違えば、成長・発達も一人ひとり違います。子どもの発達を理解することが大切です。

栄養計算だけではない保育所栄養士の仕事
いくら栄養計算が完璧な献立でも、子どもたちが食べてくれないことには仕方がありませんよね。相手は子どもです。大人とは嗜好も違いますが、発達もまだまだ未熟です。大人と同じ食事を2歳の子どもが上手に美味しく自分で食べられるかといったらそれは難しいでしょう。

では、子どもにとって美味しい食事とは、どういうものでしょうか。